読書ノート 西山由美「VATの最新動向と課題」。
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西山由美「VATの最新動向と課題」
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2012/06/05
- メディア: 雑誌
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消費課税をめぐる「公平」のトライアングル。同じ「公平」という言葉を使いながら、立場により違う意味で使っているため、ひたすら議論が混乱
— すらたろう (@sura_taro) 2014, 4月 6
①国家にとっての公平は効率性を意味する。脱税スキームの排除と税収ロスが無い消費課税こそが「公平」
— すらたろう (@sura_taro) 2014, 4月 6
②事業者(納税義務者)にとっての公平は中立性を意味する。事業者の事業活動に対し、消費税制が混乱をもたらさないことこそが公平。伝統的商取引(実物財の販売・対面サービス)と金融サービスや電子商取引(非対面サービス)との中立性
— すらたろう (@sura_taro) 2014, 4月 6
③消費者(担税者)にとっての公平は逆進性の問題。消費課税は垂直的公平に劣る(所得が低いほど税負担率が重い)という感覚に対する公平(※消費課税の逆進性を否定する実証研究も有ります
— すらたろう (@sura_taro) 2014, 4月 6