すらすら租税法研究ノート。

租税法に関する勉強と思考を書きます。

独学者のための租税法研究入門。(その4 学者紹介編②)

第4回です。

学者紹介編で、前回は東京大学の金子宏名誉教授とそれにつらなる方々を紹介いたしましたが、今回は京都大学の清永敬二名誉教授、その弟子である岡村忠生教授、そのさらに弟子である租税法学者たちを紹介いたします。


岡村忠生京都大学教授の著作に「法人税法講義」という名著がありますが、残念ながら長らく品切れ状態で、アマゾンでも高値がついています。
一時期、第4版が出版されるというウワサが流れていたのですが・・

法人税法講義 (法学叢書)

法人税法講義 (法学叢書)

「新しい法人税法」は論文集です。岡村忠生教授の弟子たちが参加しています。

新しい法人税法 (京都大学大学院法学研究科COE研究叢書)

新しい法人税法 (京都大学大学院法学研究科COE研究叢書)

こちらも品薄で、なかなか入手しづらいです。

組織再編成の研究で名高い渡辺徹早稲田大学教授。

企業組織再編成と課税 (租税法研究双書)

企業組織再編成と課税 (租税法研究双書)

渡辺徹也 研究者データベース

パートナーシップ課税の研究者、高橋祐介名古屋大教授。

アメリカ・パートナーシップ所得課税の構造と問題

アメリカ・パートナーシップ所得課税の構造と問題

教員詳細 - 髙橋 祐介

さらに若手ですと、酒井貴子大阪府立大学准教授。

法人課税における租税属性の研究

法人課税における租税属性の研究

博士論文が元になっています。
教員活動情報データベース |大阪府立大学

小塚真啓岡山大学准教授。
法学部教員紹介 | 岡山大学法学部
博士論文「税法上の配当概念の意義と課題」は2015年3月公開とのこと。
早く読ませてください!
Kyoto University Research Information Repository: 税法上の配当概念の意義と課題


こちらに紹介した方々はほんの一部です、続きます。